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校長ブログ(クリスマス)

 教会では、クリスマスの4つ前の日曜日からイエスキリストが誕生されたことを祝う日であるクリスマスを待ち望み準備する期間を「待降節」といいます。今年は11月27日からでした。小学校のホールには馬小屋、ツリー、リースが置かれています。教室には手作りのアドベントカレンダーが飾られ、クリスマスまでのカウントダウンが行われています。

 ご存じのように、イエス・キリストの誕生をはじめに知らされたのは、当時最も小さな存在であった羊飼いたちでした。イエスが布にくるまれて寝かされた場所は、飼い葉桶です。貧しく厳しい、居場所すらない環境にイエスは生まれたのでした。小さな者に寄り添うことを何より大切にした神の計らいであったに違いありません。

 子どもたちはクリスマスケーキやサンタクロースの訪問を楽しみにしていることでしょう。でもそれだけではなく、セシリアの子どもには、クリスマスのほんとうの意味を考える時間があります。「与えられるクリスマスから与える喜びを感じるクリスマスへ」と伝えています。小さな存在にもやさしく関わることのできる人になってほしいからです。

 


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