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校長ブログ(3月)

 日射しに春が感じられるようになりました。校庭のウメの花は満開になり、花壇のアブラナも可愛い花をたくさん咲かせています。子どもたちも、朝から校庭に出てバスケットボールや鬼ごっこ、なわとびなど、温かな日差しの中、それぞれがやりたいことを楽しんでいます。

 授業では、年度末の学習のまとめとして行われる復習テスト期間に入りました。この復習テストには、その学年の学習をしっかりと確認し、新しい学年に進んでほしいという願いがあります。

 さて、今年の学習発表会は、「創立95周年記念 学習発表会」として、やまと芸術文化ホールの大ホールを貸し切って開催しました。平日の開催にもかかわらず、保護者の皆様をはじめ、入学希望の方も含め、たくさんの方に参観していただきました。また、子どもたちの発表にもたくさんの温かい拍手をいただき、本当にありがとうございました。

 本格的なホールを使って、大きな舞台で、スポットライトを浴びての発表は、子どもたちにとって思い出に残る貴重な体験になったと思います。

 3年生以上の学年は、週1時間「演劇」の授業があります。本校でここ数年、力を入れていることの1つに「表現活動」があります。学習発表会で演劇を発表することも1つの表現ですが、それとともに劇を作り上げていく上での「話し合い」、これも表現活動であると考えています。そして、この「話し合い」を通して、「コミュニケーション能力」を高めてほしいという願いがあります。これから迎えるAI時代を生きる子どもたちにとって「コミュニケーション能力」は必須です。コミュニケーション能力を育むことは、AIにはできない「人と人の深い繋がりを生み出すこと」につながります。

 今年度も演劇の授業では、どの学年も4月から少しずつ話し合いと練習を積み重ね、ときに停滞する時期もありましたが、話し合いを通して問題を解決しながら、学年として心をひとつにして演技に取り組むことができていたように感じます。そして、発表会当日も「人と人の深い繋がり」が感じられる発表を行うことができました。この体験は、今後の活動への大きな自信につながることでしょう。



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