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卒業生のメッセージ

 今、聖セシリア小学校での6年間を振り返ると、本当にたくさんのかけがえのないものと出会い、そしてそれが全て今の自分に通じていると感じます。まず友人です。セシリアの生徒は皆、明るく温かな光に包まれ、いつも笑顔が絶えません。小学校で出会った友人は、特別親しくなかった人も何も言わなくても自然と心が通じ合えるし、お互いのことが分かり合える気がします。
 セシリアの先生方はどんな時にも私達一人ひとりと向き合い、とても優しく接して下さいました。卒業した今でも私を温かく迎え入れてくださいます。そのような先生方のあふれるような愛のもとで6年間を過ごせたことは本当に幸せだと思います。
 そして何より今の私につながっているのは課外活動である、吹奏楽部に参加したことです。今も私は高校で吹奏楽を続けています。それは小学校のときに、音楽の楽しみと、仲間と共に一つのものを創るという喜びを体験させていただけたからだと思います。音楽の聖人、聖セシリアという名がついたこの学校でこのようなすばらしいものと出会えたことをとても嬉しく思います。
 私はこれからもここで学んだ愛という温かな心をもって日々を過ごしていきたいです。

聖セシリア女子高等学校2年生

「あふれるような愛のもとで」

 小学校とは、人生を木に例えるならば、根っこの部分となる時期で、その時期に聖セシリアで学ぶことができてよかったと思います。聖セシリアでは、心の面での教育が自然に行われている気がします。先生方の僕らへの接し方は、愛情と情熱にあふれていて、卒業してから時間が経っているのにもかかわらず、まだ僕らのことをつぶさに覚えてくださっていることに、訪れるたびに驚きと感謝の気持ちで一杯です。また、そのような先生方の愛の下で過ごせた僕らは、互いを尊重し、先生方にしていただいたように愛を持って友達に接することができ、とてもいい雰囲気で学校生活を送ることができました。そのおかげで、授業の成果を示そうと頑張った英語劇、好きなことを深めることのできたクラブ活動や委員会活動、毎年の宿泊行事での充実につながり、その一つひとつが僕らの心の糧になりました。
 聖セシリアでは、「信じ希望し愛深く」を校訓としています。この言葉は大変深い意味を持っているので、この言葉の核心をより理解し実践していくことを今後の長い人生の目標とし、聖セシリアでの6年間の思い出と共に心に刻み、よりよい木に成長したいと思います。

栄光学園高等学校2年生

「聖セシリア小学校での6年間」

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