校長ブログ

校長ブログ(5月)

 校庭のセイヨウミザクラが可愛い黄色の実をつけ始めました。目端の利く鳥たちが、さっそく実をついばんでいます。マリア像前にある「セシリア」という品種のバラも可憐な花を咲かせ、よい香りを漂わせています。風薫るさわやかな季節です。

 先日、校庭で子どもたちがなにやら騒いでいるなと思っていたら、登校指導をしていた教員が、「鳥が飛べなくなっていて」と、あわてた様子で走ってきました。行ってみると、なんとヒヨドリが桜の小枝に宙づりになっているではありませんか。必死に羽ばたくのですが、一向に飛び立つことができません。よく見ると、さくらんぼの軸が足にぐるぐる巻きに絡まってしまっています。きっと、実を食べようと小枝にとまった拍子に足がひっかかり、もがけばもがくほど絡まってしまったのだと思います。
 何とか助けようと、虫取り網を持って駆けつける教員や、はしごを取りに行く教員。最終的には、背の高いエドワーズ先生が、手の届く高さまで枝をしなわせ、やっと足に絡まった軸をほどくことができました。ヒヨドリが元気に勢いよく飛び立っていき、それを見た皆のほっとした笑顔を見て、やっぱり聖セシリアっていい学校だなぁと、つくづく感じた1件でした。

 さて、本校では、毎週月曜日に学年ごとの御聖堂朝礼を行っています。初回は6年生の朝礼で、聖書の「愛」の箇所が朗読されました。これは、聖セシリアの校訓「信じ 希望し 愛深く」のもととなった聖句であり、「愛の賛歌」としてもよく知られています。
 16世紀、宣教師たちは、キリスト教の「神の愛」や「隣人愛」を単なる感情ではなく、相手を慈しみ尊重する行為として「御大切(おたいせつ)」と訳したそうです。
 本校でも「隣人を自分のように愛しなさい」と子どもたちに伝えています。神様から愛されたかけがえのない存在として、まず「自分を大切にする」こと。そしてそれと同じように「相手を大切にする」ことを日々の学校生活の中で伝え続けていきたいと思います。

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 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
 愛は決して滅びない。それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
 その中でもっとも大いなるものは、愛。                   

(コリントの信徒への第一の手紙 13章)

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